こんにちは!今回はギターのエフェクターについてです。
BOSSのOS-2というエフェクターを知ってますか?
音を歪ませるディズトーション系のエフェクターで、オーバードライブのような軽めのジャリッとした荒い歪みと、ディストーションのようなきめの細かい強い歪みの、両方を出すことができます。
よく言われるのがDS-1とSD-1の両方の特性を持ったエフェクターということです。
さて、今回このOS2にガリがあったので、自分で修理してみました。その流れをこの記事で書いていきたいと思います。
ガリ修理の流れ
このOS-2はCOLORつまみを回すとガリが出ていました。
六角レンチでナットを外します。
つまみを引っ張り出します。あとで気づいたのですがつまみを先に取ってからナットを外したほうがやりやすいです。
外したナットとつまみを失くさないように置いて置きます。
同じように他のつまみも全て外します。真ん中の2つは六角レンチが入らなかったのでペンチを使ってます。本体を傷つけないようにマスキングテープもしてます。
裏返して4つ角にあるネジを取ります。
蓋を開けて保護シートを取り外すと基盤が見えます。
横の穴からピンセットを入れて引っ掛けて基盤を外します。基盤を傷つけないように慎重にやります。
基盤を引き出します。
ポッドの穴から接点復活剤を軽く1回拭き入れます。ここではKUREを使いました。
つまみを回してなじませます。
分解と逆の手順で組み立て直します。
アンプにつないで音出し確認。COLORを回したときのガリがなくなりました!
以上です。
接点復活剤で直らないようなら、ポッド自体を交換しなければいけないみたいです。そんな機会があればやってみてまた記事にします。
おわりに
やるまえはエフェクターが壊れないか心配でしたが、やってみると思ったよりずっと簡単でした。自分で直せば機材への愛着も深まりますよ。
もし持っているエフェクターにガリが出るようなら一度やってみてはどうですか。
YOUTUBEでもガリ修理の動画を乗せてます。参考にしてみてください。