今回はギターが上手くなるための方法についてです。
「練習してもなかなかうまくならない」
「バンドを組みたいけれど下手なので恥ずかしい」
「YoutubeやTiktokに動画をアップしてみたいけど上手い人ばかりで躊躇してしまう」
こんな感じでモヤモヤ悩んでいるギター初心者に向けて、5つのポイントを書いていきます。
五線譜は使わない
ピアノなどをやったことがあって五線譜をスラスラ読める人ならいいですが、そうでない人はタブ譜を使いましょう。
五線譜をスラスラ読むにはある程度の知識と訓練が必要です。その習得に意識を割くくらいなら、無理せずタブ譜を使ってドンドン弾いていったほうが楽しいし上達も早いです。
プロのギターリストでも五線譜を読めない人はたくさんいます。やりたいのなら別ですが、無理して五線譜を使う必要は全然ありません。
基礎練習はやらない
スケールを弾く、コードを憶える、チョーキング、プリング、ハンマリングなどのトレーニング。はじめは、このような基礎練習をやらなければと思いがちですが、やらなくて全然大丈夫です。
それよりもまずは弾きたい曲をコピーすることが大事です。ますはスコアを手に入れましょう。楽器屋で買うか、WEBサイトで電子ファイルとして買うこともできます。
自分がやりたい曲の中で、できるだけ簡単なものを選ぶのがポイントです。
そして曲に合わせて弾けるようになるまでひたすら練習です。まずはイントロだけとか、ギターソロだけとか、自分が弾きたい部分だけを練習して、曲に合わせて弾いてみましょう。
ギターだけで弾いているよりも、曲に合わせて弾く方がずっとずっと楽しいからです。その楽しさが上達につながります。
曲をコピーして見るとわかりますが、コピーすることで基礎練習でやるようなテクニックは自然とついてきます。なので無理してつまらない基礎練習だけをやる必要は全然ないんです。やりたいなら別ですけどね。
動画を撮る
ある程度曲が弾けるようになってきたら、スマホなどで動画を撮ってみましょう。
心配しないでください。SNSにアップするのではなく自分で見るための動画ですから。
撮ってみるとわかりますが、誰かに見せるつもりではなくても緊張すると思います。
この緊張感がギターの上達につながります。
そして、自信がついてきたらYoutubeやTiktokに投稿してみるのも面白いかもしれません。ただし注意したほうがいいのは、あまり再生回数やいいねの数を意識しないこと。
意識しはじめると何のためにギターをやっているのかわけがわからなくなり、つまらなくなってしまうからです。あくまでも自分のモチベーションを上げるためとか、投稿すること自体がワクワクするからとか、そういう気持ちでやったほうが上手くいきます。
ギターとアンプはかたずけない
ギターは弾き終わったらそのまま置いておけるような環境にしたほうがいいです。ギタースタンドを買うなり、ギターラックを壁に取り付けたり。
シールドを抜いて、アンプは電源コードをはずして、ギターはケースにしまって・・・
またギターを弾く時は逆のことをする。
けっこう面倒ですよね。この作業がギターを弾く気分を下げてしまうことがあります。なので弾きたい時にスッと弾けるような環境を作っておくことも大事なんですね。
ギターを弾くハードルはできるだけ下げておいたほうがいいです。
とにかく楽しむ
ギターが上手くなるために一番大事なこと、
それは「楽しむこと」です。
あれこれ考えずにとにかく楽しむ。
「あいつはあんなに上手いのに自分はへたくそだ」
とか他人と比較してしまったり、
「ギターが上手くなったら何か得になるのかな」
とかギターを弾く意味を考えてしまったり、
そうやって色々考えてしまうと、つまらなくなります。
つまらないと上達しません。
だから、楽しくやるための努力をすることが大事です。
好きなバンドのコピーをひたすらやったり、憧れのギターリストの弾き方を鏡で見ながら真似したり。
誰かとバンドを組んでみるのもおすすめです。一人で弾くのとは違い、誰かと一緒に演奏することは異次元の楽しさ、興奮があります。
そして、そのバンドでライブするのを目標にしてみるのもいいでしょう。人前で演奏することで自分だけでなく、他の人を楽しませることもできるんです。その喜びと興奮は言葉に表せないものがあります。
今回はギターが上手くなる5つのことを書きました。
ギターが好きという氣持ちを忘れずに、型にはまらず、リラックスして楽しみながらやれば、いつのまにか上手くなっていますよ。