こんにちは!今回はギターの音色についてです。
アンプの設定を変えず、ギター本体のトーンツマミもいじらずに、ピックの角度を変えるだけで音色を変えることができる方法です。
けっこう音が変わるので、思ったようなサウンドが出ないときなどに試してみると面白いですよ。
ピックを使ったギターのピッキングは大きく分けて3つあります。
平行アングル、順アングル、逆アングルです。今回は平行アングルと順アングルを紹介します。
まずは平行アングルです。これが一般的なピッキングだと思います。
下の写真のように弦に対してピックを平行にあてるのが「平行アングル」です。
次に順アングルです。写真が少しわかりずらいかもしれませんが、弦に対してピックを斜めにかたむけてあてるのが「順アングル」です。
平行アングル、順アングルでそれぞれの良いところがあります。
平行アングル→音のつぶを揃えやすい。芯のある音になる。マイルドな音になる。歪みをおさえられる。
順アングル→高音が強調され尖った音になる。歪みが強くなる。
プレースタイルによっても違うと思いますが、メタルやハードロックなど、歪んだギターを全面に打ち出す音楽の場合、順アングルが向いていると思います。
一方でジャスやブルースなどは平行アングルが向いているかもしれません。とはいえ、ジャンルによってこうしなければいけないということはないので、自分が好きなアングルを研究するといいと思います。
順アングルは斜めにする角度によって音が変わってくるので色々試してみると面白いですよ。
メタルっぽい音を出したいなら、ラウドネスの高崎晃さんが参考になります。ジャリっとしたメタリックなサウンドがかっこいい。高崎晃さんは結構角度をつけた順アングルのピッキングをしているみたいです。
YouTubeでもピックの角度について説明しているので参考にしてみてください。
ギターの音はピックの使い方でも変えることができます。
ピックの側面や後ろの丸い部分で弾くことで、先っちょで弾くのとは違ったマイルドで丸のある音を出すことができます。
また経済的にも優しい。3カ所で弾けるようになればその分1枚のピックを長持ちすることができるからです。詳しくは下の記事をご覧ください。
今回はピックの角度を変えてギターのサウンドを変える方法を紹介しました。
ではまた。