こんにちは!あまとろです。
今回はアサラトとパチカという2つの打楽器について紹介していきたいと思います。
アサラトはマラカスのような楽器ですが、同じ機能を持つ楽器でパチカがあります。
ではアサラトとパチカの違いは何でしょう?
アサラト、パチカのそれぞれの特徴をお伝えしていきます。
アサラトとはこんな楽器
アサラトとは木の実と紐をくっつけて作った民族楽器です。
振るとシャカシャカと気持ちの良い音がします。振るとシャカシャカ音がする馴染みのある楽器と言えば?
そうマラカス!アサラトはマラカスのような楽器なんです。
木の実の中には種が入っています。これが木の実に当たってシャカシャと音が鳴るんですね。
シャカシャカという音を聴いていいると心が癒されます。
下の写真がアサラトです。
このようにアサラトを手で握って上下に振ると音がシャカシャカと音が鳴ります。
ところでこのアサラトですが2個の木の実を結ぶようにして1本の紐がついていますよね。
この紐を指ではさんで振り、2つの木の実をぶつけて音をだすこともできます。
カスタネットのような打楽器としても使えるということです。
木の実同士をぶつけるとカンカンという気持ちの良い音がでます。
このカンカン音とシャカシャカ音を組み合わせると、いろいろなリズムを作り出すことができます。小さなドラムのような感じかな。
色々なリズムパターンを作り出すのもアサラトの楽しみかたの一つです。
このようにアサラトはシェーカーと打楽器、2つの種類の楽器の機能の併せ持っています。マラカスとカスタネットを合わせたような楽器と言われることもあります。
パチカとはこんな楽器
パチカは形や機能においてはアサラトと同じと思っていいです。
違うのは使っている素材です。
アサラトは木の実を使っていましたが、パチカはプラスチックです。
中身もアサラトは種を使っていたのに対して、パチカは細かい砂利のようなものが入っています。
下の写真がパチカです。
パチカはプラスチック製のため高い音がします。そのためアサラトに比べて音の抜けがよいです。
ただプラスチック製ということもあり、アサラトにくらべ軽い音がします。
アサラトは天然素材を使っているため、温かみのある音がします。
どちらを選ぶかは、持った感触、音、演奏のしやすさ、見た目、で選ぶと良いでしょう。
楽器としての使い方はアサラトもパチカも同じです。2つともマラカスのようにも使えるし、カスタネットのようにも使えます。
さいごに
いかがでしたか?今回は民族楽器アサラトとパチカの違いを初心者向けに説明しました。
アサラト、パチカはリズム楽器としてだけでなく、アクロバットな技を組み合わせたスポーツとしても楽しむことができます。
まだまだ認知度は低いですが、少しづつ人気が高まってきています。
軽くて簡単に持ち運びができるため、野外でセッションなんてことが気軽にできるのも素敵です。ぜひチャレンジしてみてください。