こんにちは!あつもりです。
作曲をしてみたいけど、音楽理論がわからなかったり、楽譜が読めなかったりという理由で、なかなか挑戦できない。
作曲はなんだか難しそう、というイメージを持ったかたも多いと思います。
でも安心してください。作曲は難しいものではありません。
また、音楽理論、五線譜がわからなくても作曲はできます。
それが、ギターを使った作曲法、ゆるサクです。
この記事を読めば、作曲をはじめたいけど、難しそうだから躊躇していた、なんてかたの悩みを解決できると思います。
この記事では、C,G2つのコードだけを使って、Aメロまで作っていきます。Bメロ、サビまで見たい方は動画をご覧ください。
今回の内容をYouTubeでも紹介しています。ぜひご覧ください。
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ゆるサクとは
ゆるさくとは、以下のような作曲法です。
- ゆる~くやる(音楽理論は考えない)
- 頭より体
- 歌詞が先
ゆる~くやる
音楽理論を考えたり、楽譜を書いたりはしません。なぜなら、音楽理論から勉強し始めると、どうしても「お勉強」という感じになります。
そのことが、モチベーションを下げる原因になることがあります。堅苦しい感じはできるだけなくし、楽しくやるとうことが大前提にしています。
頭より体
頭でいろいろ考えるよりも、まずは体を動かす。実際に、ギターを持ってコードを弾いて歌う。このことが大切です。
「ダサイ曲が出来たらイヤだな」
「友達や家族にバカにされる」
「曲づくりなんて本当にできるんだろうか?」
「●●みたいな曲を作れるかな?」
「楽譜も読めないのに作曲なんてできるのか?」
こういった余計なことは考えない。とにかくギターを持って曲をガンガン作っていくんです。ダサくてもいい。はじめは誰だってそうなんだから。
まずは曲を作る楽しさを、体で感じることが大事なんです。
歌詞が先
メロディを先に考えて、あとからそのメロディに合わせて歌詞をつけていく。そんな作曲法もあります。
でも、ゆるサクはまず歌詞を作ります。そしてギターのコードのストロークに合わせて、歌詞を歌っていく。
なぜなら、歌詞さえできてしまえば、あとはギターに合わせて歌うだけ。
作曲のハードルが低くなるのです。あとは自分の想いが込められた良い歌詞ができると、曲作りのときも、良いものができる可能性が高くなるからです。
歌詞はなんでもいいんです。とにかく思いついたことを歌詞にしてみると良いと思います。
朝起きて眠かったなら、「朝起きて眠かった。学校行きたくないな」
でも良いわけです。
ギターのストロークに合わせて歌う
ゆるサクは次の3つのステップでやります。
- ギターのストロークに合わせて歌う
- メロディのリズムを変える
- メロディを変える
まずはコードをゆっくりジャンジャンとストロークします。コードは自分の好きなコードで良いです。
そしてストロークに合わせて、「ジャンジャン」と声に出してみましょう。
慣れてきたら、ジャンジャンの音を、コードに合う音にします。
これは、色々な音程で歌ってみて、少しずつ探していくしかないです。難しいと感じるなら、コードを慣らした時の音と、全く同じ音で歌えば良いのです。
それに慣れてきたら、ジャンジャンを実際の歌詞に置き換えてみましょう。
これは、僕がつくった歌詞です。ベランダの出て空を見上げた時に、思ったことを歌詞にしました。
まずCをジャンジャンとストロークします。そしてストロークに合わせて歌詞を乗せます。
そ(ジャン)ら(ジャン)を(ジャン)ー(ジャン)
という風にします。これでも立派な曲ですよね。
メロディのリズムを変える
コードストロークに歌詞をつけることができました。次はメロディの音程はそのままにして、リズムを変えてみましょう。
ジャンというストロークに、1つの言葉を合わせていたところを、2つの言葉を詰め込んだりしてみます。
さっきの
そ ら を
という歌詞をコードストロークに合わせると、
そ(ジャン) ら(ジャン) を(ジャン)ー(ジャン)
でした。これを
そら(ジャン)をー(ジャン)(ジャン)(ジャン)
という感じに1つのジャンに2つの言葉を入れます。もちろん3つでの構いません。
このように言葉を詰め込んだりして、メロディの音程はそのままでも、リズムを変えると曲の感じがガラッと変わります。
メロディを変える
メロディのリズムを変えることができました。今度は、メロディの音程を変えてみます。
さきほどと同じ要領で、コードを鳴らし実際に歌ってみて、しっくりくるな、という音を探していきます。
始めのうちは、別のメロディが思い浮かばないかもしれません。その場合は無理に変える必要はなく、さきほど作ったメロディでもOKです。
慣れてくると、いろいろな音程のメロディが思い浮かぶようになってきます。
さいごに
この記事では、Aメロを作るところまでやってみました。
YouTubeの動画でBメロ、サビの作り方まで紹介しているので、ぜひご覧ください。C,G、Fの3つのコードだけで1曲作っています。
ゆるサクどうでしたか?
まずはギターを持ってコードを弾いてみる。
そして適当に作った歌詞を適当に歌ってみる。
これが作曲の第一歩です。はじめはダサくても、やればやるほど良い曲が作れるようになってきます。
でも第一歩を踏み出さなければ、何も生まれません。曲を作るのに、これが正解、これが間違っているという決まりはありません。まずはやってみること、これが一番大事なんですよ。