こんにちは!今回はウクレレでキーを上げたり下げたりする方法です。
みなさん、弾き語りのときに、歌本や無料の楽譜サイトなどを見ながらやると思います。
そのときに、書かれたコード通り弾くと、自分の声の高さに合わないことってありますよね。
無料楽譜サイトでキーを変更することもできますが、そうするとまたコード進行を憶えなくてはならないし、押さえるコードが難しくなる場合があります。
童謡の「かたつむり」を例にあげます。
C G
でんでんむしむし かたつむり
これが標準のキーのコード進行です。
このキーを1つ上げます。つまり半音上げるということです。
C# G#
でんでんむしむし かたつむり
キーを一つ上げたコード進行です。
CがC#になり、GがG#になってます。
標準のキーと1つ上のキーとでコードの押え方を比較してみましょう。
結構変わりますよね。1つキーを上げた時のほうが押さえ方が難しいですよね。
必ずしも押さえ方が難しくなるわけではありませんが、標準キーのコードで押さえられたほうがラクですよね。
カポの使い方
ここでカポの登場です。正式にはカポタストと言います。
写真のカポはネックに挟んでネジを回すタイプ。クリップ型になっていて挟むだけで簡単に取り付けられるタイプもあります。
1つキーを上げたい場合は、1フレットのところにカポをはさんで、ネジを締めます。
これでキーが1つ上がった状態です。押さえ方は標準のキーと同じ。CとGのコード進行です。
めちゃラクじゃないですか?
このようにカポを使うと簡単にキー変えることができ、押さえ方は標準キーのままで演奏できるのです。
カラオケに行くとキーを上げるボタンがありますよね?それと同じようなイメージです。
ただ残念なのが、カラオケのように、キーを下げることはできません。なので、原曲が高すぎてキーを下げたい場合は、キーを上げて1オクターブ下の音で歌うようにします。
YouTubeの動画でもカポの使い方を解説しています。参考にしてみてくださいね。
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さいごに
カポを使えば簡単に自分に合ったキーで弾き語りができます。
特に女性が男性の曲を歌うときはキーが低いことが多いので、すぐにキーを上げられるカポがあると便利ですよ。
弾き語りだけでなく、ソロ演奏にも使えます。
また、作曲のときにも役にたちます。
「いつもと同じような雰囲気の曲だな」と感じた時に、カポを使えばガラッと曲の雰囲気を変えることができますよ。
曲作りのマンネリ解消におすすめの方法なので、ぜひ試してみてください。