ギターの6弦を親指で押さえる方法と2つのメリット

こんにちは!あつもりです。

今回はギターの6弦を親指で押さえる方法とそのメリットについてお話します。

例えばロックでよく使うパワーコード。Gのパワーコードなら、

6弦の3フレット 人差し指

5弦の5フレット 薬指

4弦の4フレット 薬指

こんな感じで、6弦は人差し指で押さえることが多いと思います。

そもそも、弦を押さえる時に親指を使ったことがない、という人が多いのではないでしょうか?

僕も6弦を親指で押さえる、という発想自体がなかったので、ずっと人差し指で押さえてました。

でも、あるとき、ディープパープルのリッチーブラックモアが、Burnのイントロのリフで親指を使っている、ということを知りました。

洋楽のロックを好きな人なら、この曲のイントロのリフを一度くらいは聴いたことがあるんじゃないかな?

この曲、キーがGなのですが、6弦のGのルート音を親指で弾いています。YouTubeでライブ映像を見ましたがやはり親指で弾いていました。

それを知った時、「えっ?そうなんだ!親指で弦を押さえることができるんだ」

って感動して早速やってみようと思いました。

でもはじめのうちはなかなか上手くいかなかったけれど、めげずに練習しました。

上の写真のように、ネックを握るようにして親指を曲げて弦を押さえます。

はじめのうちはきちんと押さえられず、音がかすれてしまうかと思います。

でも何度もやっていると親指がネックに馴染んでくるようになります。そうなれば少しずつきれいな音が出るようになってきます。

6弦を弾く時は、少し親指側に手首をひねるイメージを持つと上手くいきます。力まずにリラックしてやりましょう。

ちなみにギターの神様ジミヘンことジミ・ヘンドリックスも親指奏法を多用していました。

親指で6弦を押さえ、ジミヘンコードとも言われる独特な音色のコードを奏でていました。

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親指を使うメリット

1つは、音にうねりが生まれるということ。

6弦を人差し指で押さえた時と、親指で押さえた時を聴き比べるとわかると思います。

これは他人の動画を見るより、自分で弾いてみたほうが違いを実感できます。

親指で弾いたときのほうが、音と音にまとまり感が出て、なおかつ、音にうねりが生まれます。

表現力がぐっと上がるということです。そうなるとギターがもっともっと楽しくなりますよ。

もう1つは、親指で押さえることで、違う響きのコードを作れたりします。ジミヘンなんかはまさにこれですよね。

あと、親指でルート音を弾いて、そのほかの指でリフを弾いたりソロを弾いたりして、アドリブの表現力もアップします。

一人でアドリブを弾くとどうしても、スカスカの音になってしまいがちですが、親指でルート音を鳴らしながら弾けば、厚みのあるカッコイイ演奏ができます。

こんな感じで6弦を親指で弾けるようになると、音も変わるし、フレーズの表現力も上がるので、やってみると面白いですよ。

YouTubeに動画をアップロードしたので参考にしてみてください。

その使い方だと損してますよ。

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