こんにちは~あまとろです。
今回はギターチューナーがない時に実音に合わせてチューニングする方法を紹介していきたいと思います。
ギターチュナーがないときチューニングする方法はいろいろありますが、今回は初心者向けに1弦ずつ実音に合わせてチューニングしていく方法を紹介します。
目次
YOUTUBEのチューニング音に合わせる
ほかにも音叉を使ったチューニング方法や、キーボードやピアノ、ベースなどの楽器の音に合わせるやり方もありますが、手っ取り早いのがYOUTUBEにアップされているギターのチューニング音に合わせるやりかたです。
通常のノーマルチューニング(Normal Tuning)
普通にギターを弾く場合はたいていこのノーマルチューニングになります。
- E 1弦
- B 2弦
- G 3弦
- D 4弦
- A 5弦
- E 6弦
下の動画は6弦から順番に音を鳴らしています。6弦、5弦、4弦というように、1弦ずつ動画の音に合わせていけばよいわけです。
半音下げチューニング(Half Step Down Tuning)
各弦をそれぞれ半音下げたチューニングです。ハードロックやヘヴィメタルなどのジャンルでよく使わるチューニング方法ですね。
- Eb 1弦
- Bb 2弦
- Gb 3弦
- Db 4弦
- Ab 5弦
- Eb 6弦
通常チューニングと同じように半音下げの音を1弦ずつ鳴らしている動画です。
半音下げドロップチューニングをやっているバンドの例
X Japan、凛として時雨、BUMP OF CHICKEN、Guns’n’ Roses、Extreme、Smashing Pumpkins、Nirvana、Stevie Ray Vaughan、Jimi Hendrix、KISS、Black Sabbath
1音下げチューニング(Whole Step Down Tuning)
各弦をそれぞれ1音下げたチューニングです。90年代後半からヘヴィメタルやデスメタルでよく使われるようになったチューニングです。
- D 1弦
- A 2弦
- F 3弦
- C 4弦
- G 5弦
- D 6弦
通常チューニングと同じように1音下げの音を1弦ずつ鳴らしている動画です。
1音下げドロップチューニングをやっているバンドの例
CHILDREN OF BODOM 、All That Remains、Motley Crue、DREAM THEATER、Symphony X、Death、Napalm Death
チューニングダウンする意味
半音下げや1音下げなど、いろいろなチューニング方法がありますよね~。チューニングを下げるの理由の一つに音の変化をつけるというのがあります。
「いつものコード進行だとなんだか似たような曲になってしまう。マンネリを解消したい!」というようなときに曲の雰囲気に変化をつける目的でチューニングダウンしたりします。
あとはチューニングを下げることで当然音が低くなります。低くなると全体の音が重い印象になります。なのでヘヴィメタルなどのジャンルでよく使われるのです。
それとニューニングを下げることで弦の張り具合(テンション)が緩みます。弦のテンションが下がると弦を押さえる力が少なくて済みますので、弾きやすくなるのです。
チョーキングなどの技が格段にやりやすくなりますよ。ただしあまりチューニングを下げすぎると弦がビビる原因にもなるので注意です。
細かいところで言うと音のトーンやニュアンス、サステインといったところも変わってきます。なので決して単なる流行やカッコつけでやってるわけではないんですね~。
さいごに
いかがでしたか?今回はギターチューナーがない時に実音に合わせてチューニングする方法を紹介しました。すぐにチューニングしたい人にはおすすめの方法です。
慣れてきたら音叉で音を鳴らし、ハーモニクスを使ったチューニング方法などを試してみるのもいいかもしれません。ではまた