こんにちは!あまとろです。
今回はギターのFコードについてです。
ギターの練習を進めていくと、わりと早い段階でコードを弾く場面が出てくると思います。とくに弾き語りをやる人にとっては、コードを弾けるようになることは必須ですよね。
そこで誰しもがブチ当たる壁。それが「Fの壁」。僕もはじめは「こんなん押さえられるんかいっ?」って思いました。
Fコードが押さえられなくてギターをやめた、っていう話も聞きます。
でもそれって、すごくもったいないと思います。せっかくギターが楽しくて好きではじめたのに、Fが押さえられないからやめてしまうなんて。
とは言っても、弾き語りでコードが弾けなければ、1曲通して弾けないのも事実です。
そこで今回は「Fコードを省略コードを使って簡単に押さえる方法」を紹介します。
コード表どおりに押さえる必要なんてないんです。押さえ方が難しいなら、簡単にしちゃえばいい。簡単に押えられれば、1曲通して弾くこともできるようになる。
1曲通して弾ければモチベーションが上がって、ギターを弾くことが楽しくなる。
そうなれば、そのうち、正規の押え方でも押さえられるようになりますよ。
Fコードの正規の押さえかた
それでは写真を使いながらFコードの押さえ方を説明していきますね。
まずは正規の押さえかたからいきましょう。各弦の押さえるポジションは以下のとおりです。
- 6弦 1フレット
- 5弦 3フレット
- 4弦 3フレット
- 3弦 2フレット
- 2弦 1フレット
- 1弦 1フレット
下の画像の左側が正規の押さえ方ですね。右側が省略コードになります。
まず人差し指で6弦から1弦までを同時に押さえます。このように1つの指で複数の弦を押さえることをセーハといいます。
続いて4弦の3フレットを小指で押さえ、5弦の4フレットを薬指で押さえます。最後に3弦の2フレットを中指で押さえます。なかなか難しいですよね。
はじめのうちは人差し指で複数の弦を押さえることができないと思います。きちんと押さえられないから弦がビビって音がかすれてしまったり、開放弦の音が鳴ってしまったりします。
コツは人差し指をナット側に傾けて、指の側面で押さえるようにすると上手くいくんですけど、はじめはなかなかできないと思います。
省略コードを使ったFコードの簡単な押さえかた
それではFコードの簡単な押さえかたです。上の画像の右側のコードダイアグラムが省略コードになります。
押さえ方は以下のように5、6弦は弾かずに1~4弦だけ弾きます。
- 4弦 3フレット
- 3弦 2フレット
- 2弦 1フレット
- 1弦 1フレット
まず4弦の3フレットを薬指で押さえます。続いて3弦の2フレットを中指で押さえます。最後に2弦と1弦の1フレットを人差し指で押さえます。
どうですか?さきほど説明した基本的な押さえかたに比べてかなりラクに押さえられると思います。そのおかげでコードの音がきれいに出せるのではないでしょうか?
省略コードのメリットとデメリット
省略コードを使うメリットは言うまでもなく、押さえるのが簡単になるということです。特にコードチェンジが多い曲を演奏するときに効果を発揮しますよ。
また押さえかたが簡単ということは、きちんと押さえられるということにもつながるので、きれいな音が出せるようになります。
デメリットは音が薄くなるということですね。6弦と5弦の音がない分、低音の厚みがなくなります。
ですが、多少音が薄くなったとしても、無理して正規コードで押さえて、きちんと音が出ないよりも、省略コードできれいな音を出したほうが気持ちよく弾けると思いませんか?
コードが弾けなくてつまらなくなってギターをやめてしまうよりはずっといいと思います。ストレスも溜まんないし。
YOUTUBEの演奏動画を見てイメージをつかんでみる
YOUTUBEにFコードの省略コードを使った簡単な押さえ方の動画をアップしました。動画を見るとイメージがつかみやすいと思います。興味のある方は見てみてください。
よかったらチャンネル登録してください。そのことが僕の元氣とモチベーションになります。
まとめ
どうでしたか?今回はFコードを省略コードを使って簡単に押さえる方法を紹介しました。正規の押さえかただと難しいFコードですが、省略形を使えばずっと簡単に押さえることができたかと思います。
今回は、
- Fコードの基本的な押さえかた
- Fコードの省略コードを使った簡単な押さえかた
- 省略コードのメリットとデメリット
でした。
他にもギター、ウクレレ関係の記事をいっぱい公開してます。興味のあるかたはどうぞ~。