こんにちは!
今日はギターリフの定番中の定番、Deep Purpleの「Smoke On The Water」の弾き方を紹介します。
Smoke on the waterといえば、ギターリストで知らない人はいないくらい有名なリフですよね。
楽器屋で、ギターの試し弾きしている人が弾いていたり、テレビCMで使われていたり。みなさんも、一度くらい聴いたことがあるのではないでしょうか?
シンプルなんだけど、耳に残る印象的なリフ。ギター初心者にもコピーしやすいと思います。
目次
Smoke On The Waterのギターリフの弾き方を解説
それでは実際の弾きかたを説明していきます。
4度の和音を使ったリフ
ロックのギターリフはパワーコードを使っているものが多いですが、Smoke On The Waterは4度の和音を使ったリフになってます。
「4度の和音を使ったリフ?なんじゃそれ?」
そんな疑問をお持ちのかたに、4度のリフの説明をします。
例えばCの音を基準にして考えると
- C 1度
- D 2度
- E 3度
- F 4度
となります。
基準の音であるCが1度になります。そして、Cの4度上の音がFになります。この4度上の音を一緒に弾くと4度の和音のリフなります。
ここで、下のタブ譜を見てみましょう。始めの音は5弦の5フレットと4弦の5フレットを同時に押さえていますね。
5弦の5フレットはD、4弦の5フレットはG
です。Dの4度上の音はGなので、4度の和音になっていますね。
このようにSmoke On The Waterのイントロのギターリフは全て4度の和音を使っています。
2つの弦を指1本で押さえる
4度の和音は指1本で押さえるのが基本です。
例えば出だしの音は薬指で5弦5フレット、4弦5フレットを押さえます。
次の音は人差し指で4弦3フレット、3弦3フレットを押さえます。
緑の矢印がついているところは薬指、青の矢印は人差し指で弾きます。
各ポジションで使う指の例を紹介しましたが、まずそれでやってみて、やりやすければそれでOKです。やりにくければ、自分の弾きやすい指に変えても全然OKです。
ピッキングの時に対象の弦以外はミュートする
ピッキングはできるだけ対象の弦以外は弾かないように心がけましょう。
ただ他の弦に当たらないうようにピッキングすることは非常に難しいので、弦を押さえていない指などを使ってミュートして対象の弦以外は音が出ないようにします。
これはある程度ギターを弾くことに慣れないと難しいと思います。はじめの内は弾くことに精一杯でミュートまで気が回らないからですね。
なので、はじめのうちは弾きたい音が出ていればそれでOKです。
そして、なれてきたら少しずつ、ミュートに氣を使えばいいです。
余談ですが、ディープパープルのギターリスト、リッチー・ブラックモアはこのリフを全てアップピッキングで弾いています。
アップピッキングならではのノリとか、和音の鳴り方とかにこだわっていたんだと思います。
僕はダウンとアップの両方を試しましたが、アップのほうが音の響きがCDに近くなる感じがしました。
YOUTUBEの演奏動画を見てイメージをつかんでみる
YOUTUBEにSmoke On The Waterのギターリフの動画をアップしました。動画を見るとイメージがつかめ理解度が上がります。ぜひご覧ください。
動画ではダウンピッキングで弾いています。
よかったらチャンネル登録してください。そのことが僕の元氣とモチベーションになります。
まとめ
どうでしたか?Smoke On The Waterのリフはシンプルなんだけど、きれいに弾くのは簡単ではないかもしれません。
めげずにぜひチャレンジしてみてください。
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