こんにちは~あまとろです。
今回は初心者向けに省略コードについての話をしていきたいと思います。ギターを始めたばかりの人はFやBといったバレーコードを押さえるのに苦労していませんか?
「さあ弾き語りの練習だ!」わくわくっ
「おっいい感じでAメロまで歌えるようになったぞ!」
「次はBメロにチャレンジしよう。」
「ん、Fかぁ。なんだか難しい。左手がうまく押さえられないし、指が痛いな。」
「今日はもうやめっ。」
次の日
「なんとか左手が押さえられたけど、今度は音が出ない・・」
「もういいや。無理っ!やめやめっ。」
ってな感じになってしまう前に、簡単な押さえ方で弾ける省略コードを使いましょう。
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Fの省略コード
省略コードとは本来押さえるべき弦を押さえないで、少ない弦で弾く方法です。ロックでよく使うパワーコードも省略コードですね。短縮コードなんて言い方もします。
まずはFの省略コードについて説明します。Fはギターの初心者がまずつまずく難関ですよね。
左のコードダイアグラムが通常のFの押さえ方です。右が省略コードでのFの押さえ方です。
ちなみにコードダイアグラムとはコードの押さえ方を図で表したものです。
人差し指で1弦~6弦の1フレットを同時押さえなければいけません。さらに人差し指はそのままにして5弦、4弦の3フレット、2弦の2フレットを同時に押さえなければいけないのです。
これがギター初心者にはとっても難しいと感じるところです。1本の指で複数の弦を同時に押さえることをセーハ言いますが、まずはセーハだけでも難しいと思います。1~6弦をセーハしながら、さらに別の弦を押さえるなんて至難の技ですよね。
そこでセーハで押さえる弦の数を減らしたのがFの短縮コードです。
人差し指でセーハするのは1,2弦だけで、4~6弦を押さえなくてOKです。これで押さえ方がずいぶん楽になったと思いませんか?人差し指を6弦の位置まで伸ばさなくてよいので、通常の握り方に比べて力を入れずに押さえることができるのです。
やってみるとわかると思いますが人差し指が痛くならないと思います。
ギターのコードダイアグラム表を過去の記事で紹介しています。参考にしてみてください。
Bの省略コード
Bの場合は1~5弦を人差し指でセーハします。Fに比べて押さえる弦は少ないですが、他の指の押さえ方が難しいです。
人差し指でセーハしながら、4弦4フレットを中指、3弦4フレットを薬指、3弦4フレットを小指というように押さえます。3本の指を縦に並べるのがなんとも押さえにくいのです。
そこでFと同じように人差し指で押さえる弦の数を少なくします。人差し指は2~5弦は押さえずに1弦の2フレットだけを押さえます。これでかなり押さえるのが楽になったと思います。
これでも難しいようならさらにコードを省略して、人差し指は使わないでもOKです。つまり1弦は弾かないということです。ただしこの場合1弦の開放弦を弾いてしまわないように注意しましょう。
以上でBとFの省略コードの押さえ方の説明を終わります。
さいごに
いかがでしたか?今回はFやBのコードが弾けなくて挫折した初心者向けに省略コードの使い方を紹介しました。
まずはギターに対してのモチベーションを保つことが大切です。引け目を感じないでドンドン省略コードを使って1曲通して弾けるようになりましょう。そして弾ける喜びを感じてみましょう。
ではまた~。